top of page
層状金属酸化物ナノシートの合成と電極応用

電気化学キャパシタは表面での物理化学反応を利用して、電気エネルギーを蓄積するデバイスです。高い電子伝導性を有する金属酸化物ナノシートを電極に用いることで、ナノシート特有の高比表面積を活かした電気化学反応場を構築することができます。また、マクロ/ミクロレベルで精密制御された3次元構造を構築することで、エネルギーデバイスやバイオセンシングデバイスに有用なナノシート電極を作製することができます。

 

​半導体バイオセンサ

電界効果トランジスタ(field effect transistor; FET)バイオセンサは、半導体素子であるトランジスタのゲート端子を認識・検出場とし、その表面に吸着される検出対象物質の電荷を検出するバイオセンサです。同センサは半導体微細加工技術によりセンサの小型集積化が可能であり、またゲートに固定化する分子を変えるだけでセンサ自体を改めて設計し直す必要もなく様々な用途に適用が可能となります。これまで、抗体や糖鎖、有機化合物等をセンサ界面に固定化することで機能化し、感染症やアレルギー、重篤疾患(がん)、精神神経疾患等の関連物質の検出を試みてきました。

研究内容FET.jpg
bottom of page